- スペースをムダなく使い切るには、収納ケースが必需品。
物置を活用する際に重宝するのが、引き出しタイプの収納ケース。引き出しに分類して収納すれば、あれこれしっかりと整理でき、ものも探しやすくて便利です。物置のサイズを正確に測り、ぴったりあう収納ケースを上手に組み合わせれば、スペースもムダなく使いきれます。収納ケースを上下に重ねた場合は、安全性のためにヒモなどで締めて固定しておきましょう。
- 重いものは下に、軽いものは上に。これが収納の基本。
収納の位置を決めるポイントは、重さと使用頻度。軽いものは上へ、重いものは下へ、さらによく使うものは、取り出しやすい腰から頭までの高さに収納するようにします。ものを取り出そうとしたとき、いったんほかのものを移動させないと出せなかったりすると、しまうのもおっくうになり、使いっぱなしの原因になるので、「適材適所」をはっきりとさせましょう。
- まず、収納量と出し入れのしやすさのどちらを優先させるかを判断
どんなに広々とした物置でも、ムダが多ければアッという間にいっぱいになってしまいます。収納量と出し入れのしやすさを両立させるのは難しいことなので、まずどちらを優先させるかを考えましょう。収納量を優先させるなら、スペースを少しでも有効に使うため工夫が肝心。出し入れを重視する場合は、目的に応じてボックスや棚を使い、わかりやすく整理するようにします。
- フックなどを利用した引っかけ収納で壁面も活用。
物置の壁と収納物の間にできたわずかな隙間も、上手に活用しない手はありません。たとえば両サイドの壁にマグネットタイプのフックを取り付ければ、小物類を掛けておくことができてとっても便利。
- ボックスに入れて収納する場合は、中身がすぐにわかる工夫を。
フタ付きのボックスに小分けにして収納したのはいいけれど、「いちいち取り出さないと、何が入っているのかわからない」というケースがよくあります。そういう場合は、箱の側面にシールを貼って、収納物をわかりやすく記入しておきましょう。こうしたちょっとした手間と工夫が、賢い収納のコツなのです。
- 物置内に懐中電灯を置いておくと、探し物をするときに便利。
日が暮れてから物置を収納してあるものを出そうとしたものの、暗くてどこに何があるのかわかりにくい、、、。 そんなときのために、あらかじめ物置内に懐中電灯を備え付けておきましょう。といっても、棚にしまっておいたのでは、まずその懐中電灯を探すのに手間どってしまいます。夜でも懐中電灯の位置がすぐわかるように、壁面にマグネットタイプのフックを付けて掛けておくとよいでしょう。
- 小型物置を2台置き、収納物に応じてわけると便利。
敷地に余裕がある場合は小型物置を2台置き、「灯油タンク」や「肥料」などニオイが気になるものと「衣類」というように、収納物に応じてわけて使うと便利です。その際、衣類を入れる物置は、湿気や温度上昇を防ぐために断熱構造タイプ「エポミニ」を選ぶのがポイントです。
- 最下段には取り出しやすいキャスター付き収納ケースを活用。
物置の下部は出し入れがしにくく、とくに奥の方は収納物が見にくいものです。そこでおすすめなのが、キャスター付きの収納ケースの活用。これなら手前にサッと引き出してテキパキと整理収納できるだけでなく、めんどうな下部のお掃除もスイスイとはかどります。
- ある程度の奥行きがある物置の場合は、収納ボックスを前後に並べる“二重収納”に。
ある程度の奥行きがある物置を使いこなすには「手前」と「奥」にわけて収納ケースを並べる“二重収納”が効率的です。もちろん、収納ケースはキャスター付きを活用。「手前」のケースを自由に動かすことができるので、「奥」のケースの取り出しもラクラクです。